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やっててよかった!移住先でお金に困らないよう日本で準備できること

移住, 費用

海外に移住するにあたって一番気になるのは、お金のことではないでしょうか。

わたしは30歳を過ぎてから海外に移住したのですが、特にお金のことについていろいろな不安がありました。

今日はわたしが海外移住前に日本で準備しておいてよかったと思うお金のことをご紹介したいと思います。

海外移住してみたいけれど、お金のことで不安に思っている方のお役に立てればと思います。

30代女子が海外移住で悩むお金のこと

学生の移住であれば、親がお金を出してくれることもあるかもしれません。

でも30代ともなると、自分のお金でなんとか自立していきたいものですよね。

わたしが海外移住を考えたときに直面したお金の悩みを分類してみました。

1.貯金額がどんどん減っていくことがこわい

わたしは20代の頃から仕事を中心にした生活をしていたので、それなりに貯金はありました。

でもこの貯金額から一体どのくらいのお金が減っていくのかを想像したときに大きな不安を感じました。

2.日本の健康保険代や税金を払い続けなければいけない?

日本の健康保険代や住民税は、前年の収入によって変わってきます。

海外移住の直前までフルタイムで働いていたわたしは、毎月けっこうな金額の健康保険代や住民税を支払っていました。

「これから海外に移住してもこの金額を払い続けられるだろうか?」

そんな漠然とした不安を抱えていました。

3.アメリカに行ったら、すぐに銀行口座って開けるの?

またわたしは、お金の管理についても悩んでいました。

現地に大金を持っていくわけにもいかないし、クレジットカードだけで乗り切るのもちょっと怖い…。

アメリカに着いてすぐに銀行口座を開くことができるのかもよくわかりませんでした。

今日はこういったお金の悩みについて、わたしが海外移住前に日本で準備したことを一つずつお話したいと思います。

1.海外にいてもフリーで仕事を受けるという選択肢

アメリカで移住するにあたっては、アメリカでの就労ビザを持っていなければ、学生ビザで入国することになると思います。

最初は「観光ビザで3ヶ月ぎりぎり滞在することを繰り返してもいいかな?」と思っていたのですが、30代の結婚適齢期の女性が観光ビザでの長期滞在を繰り返していると、学生ビザを取得しようとしたときに通らなくなるケースが増えていると聞き、わたしは学生ビザを取得することにしました。

しかし、学生ビザには収入の面で大変さがあります。

学生ビザはお金さえ払えば比較的早く取得することができるのですが、学生ビザでアメリカ滞在中にアメリカ現地のお店や企業で働くことはできません。

(学生が学内でアルバイトができる大学もありますが、時給はとても安いです)

慣れない海外生活でお金がかかるうえで、預貯金がどんどん減っていくのは不安になりますよね。

そこでわたしは、日本でやっていた自分の仕事で、遠隔でもできる仕事については海外にいても受けられる状態にしておきました。

つまり、起業するということにはなるのですが、会社を作らずに個人事業主登録を税務署にしておくだけでも、海外でフリーランスとして仕事を受けることができます。

最低限、やっておくことはこれだけです。

個人事業主の開業届を税務署に出しておく

事業用の日本口座を開設しておく

・海外で配る用の名刺を準備しておく

このプロセスをやっておくだけでも、フリーランスで仕事を受けることができます。

(ただし、収入がある場合には、確定申告は必要になるので、オンラインでも相談できる日本の税理士の方の協力は必要です)

最近ではクラウドソーシングのポータルサイトも増えてきましたし、海外にいながらフリーで仕事をしていきやすい時代になっていますね。

わたしの場合は、日本人が多いカルフォルニアに滞在していましたので、現地日本人の方と自分の専門分野でのコンサルティング契約を締結していただくことができました。

学生生活と仕事の両立で多忙な時期がありましたが、多少の収入を得ることができたことで“貯金額を気にせずに”長期滞在することができ、結果として移住することに成功できたのだと思いました。

2.日本の税金がかからないための届出

日本の行政では、留学などの長期滞在の場合には海外転出届を出す、つまり日本から海外に住所を移すことが義務付けられています。

そうは言っても、初めての海外移住だと、すぐにまた戻ってくる可能性が高く「転出届を出すほどではないかな?」と思われる方も多いかもしれません。

わたしの場合は、当時払っていた日本での健康保険代と住民税が割と高額だったこともあり、海外転出届を出すことにしました。

この手続きにより、日本の健康保険、国民年金は加入義務がなくなり、日本国内にいない期間の住民税の支払いも必要なくなります。

もちろん、この手続きをすることで日本の健康保険や国民年金からは抜けることになります。

わたしの場合には、保険は現地の学校が提携している外国人留学生の保険に加入し、日本の国民年金はまたいつでも再開できるので、一旦生活が落ち着くまでは積立を止めることにしました。

長年お世話になっていた日本の制度から抜けるのは少し不安がありましたが、今まで払っていた税金や保険代を新生活の基盤を整えるためのお金に回すことができたと思います。

3.海外専用の便利なトラベルプリペイドカード

最後にお伝えしたいのは、海外移住した後のお金の管理の仕方についてです。

海外移住前にいろいろ調べてみたところ、学生でも海外で銀行口座が作れるということはわかったのですが、大金を持って海外に行くのは非常に危険ですし、どのような方法がいいのか悩んでいました。

そんなときに発見したのが海外専用のトラベルプリペイドカード、「キャッシュパスポート」です。

アメリカのATMで現地通貨を引き出すことができ、限度額を設定しておくことができるのでクレジットカードのようにお金を使い過ぎてしまうこともありません。

また事前に委任状を準備しておくことにより、家族にパソコンで代わりに入金手続きをしてもらうことも可能です。

もちろん、手数料は通常のクレジットカードよりもかかってしまうのですが、ATMの操作さえ覚えてしまえば簡単に使えるプリペイドカードで、海外慣れしていなかったわたしにとっては心強い存在でした。

わたしは渡米してから約3ヶ月はキャッシュパスポートにお世話になり、現地の生活に慣れて銀行の人とも英語で問題なく会話ができるようになった頃に、アメリカの銀行で口座を作成しました。

キャッシュパスポートに入っているお金も簡単にアメリカの銀行口座に移すことができました。

まとめ

わたしの場合は海外移住する前に、

1. 海外にいてもフリーで仕事を受けられる状態にしておく

2. 海外転出届を出しておき、日本の健康保険代・住民税等がかからない状態にしておく

3. キャッシュパスポートを持っておく

この3つのことを日本で準備しておいたおかげで、お金の面でそれほど心配をせずにアメリカに長期滞在することができ、結果として移住することができたと思います。

海外移住したいけれどお金のことについて不安を抱えている方は、ぜひご参考にしていただければと思います。

この記事を書いた人

Risa Suzuki
Risa Suzuki
慶應義塾大学を卒業後、2008年司法書士事務所を開業。法律事務所を経営する傍らワークライフバランスの実践に注力し、多くの経営者へ仕事と人生のバランスのとり方についてアドバイスを行ってきた。2016年からアメリカへ移住し、海外へ移住したい人向けのライフワークサポートを開始。
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Risa Suzuki
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慶應義塾大学を卒業後、2008年司法書士事務所を開業。法律事務所を経営する傍らワークライフバランスの実践に注力し、多くの経営者へ仕事と人生のバランスのとり方についてアドバイスを行ってきた。2016年からアメリカへ移住し、海外へ移住したい人向けのライフワークサポートを開始。