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今回は、無医村であるザンビアのモンボシ地域マケニ村に診療所を建設する活動をされているザンビア・ブリッジ企画の代表の宮地さんにインタビューをしました。


宮地貴士(みやちたかし) 1997年生まれ。2015年秋田大学医学部医学科入学、在学中。国境なき医師団の活動を見て、国際的な活動に関心を抱く。その後、「病の“背景“を治療する」という川原尚之先生の言葉に出会い、医師になることを決意。大学1年生の頃よりIFMSA-Japan(国際医学生連盟 日本)のAfrica Village Projectに所属。2017年4月よりプロジェクトメンバーとともに、ザンビア共和国の無医村地区に診療所を建設する取り組み「ザンビア・ブリッジ企画」をスタートさせた。

ザンビア・ブリッジ企画HP:
https://zambiabridge2017.wixsite.com/zambiabridge-avp

村人たち自身が求めた『命を守る拠点』

Q.ザンビア・ブリッジ企画とはどのような団体なのでしょうか?

私たちザンビア・ブリッジ企画(通称:ザンブリ)は、IFMSA-Japan(国際医学生連盟 日本)に属するAfrica Village Projectより2017年4月に発足しました。Africa Village Projectではアフリカの医療を自分の目で見て、感じ、考える機会を提供しております。ザンビア共和国でのスタディツアーを企画・運営しており、現地との繋がりは10年以上になります。これまでたくさんの学生がザンビアで新しい経験と学びを得てきました。

私たちもいつか、なにか、ザンビアに想いを届けたい。そう思っていたとき、「マケニ村」というところで、村人たちが診療所を建てようとしていることを知りました。これまでお世話になったザンビアの人々に、自分たちが恩返しできることは何かと考え、診療所建設に必要な資金の一部を拠出することに決めました。

Q.マケニ村とはどんな村なのですか?

アフリカ大陸南部に位置するザンビア共和国。その首都・ルサカから車で道なき道を4時間ほど進んだところにあります。電気もガスも水道もなく、見渡す限りいっぱいの草原が広がっています。

マケニ村には、世間一般で言われる貧困とは裏腹に、自然と調和した本来の“ヒト”らしい生活をする素敵な人々が住んでいます。どこからともなく集まり談笑をはじめ、時間の流れを気にしない、のんびりした生活。お互いを理解し、支え合うコミュニティの温かい心。

しかしながら、この村には医療施設がありません。大きなおなかを抱えた妊婦さんは、安全な出産を求めて15kmも離れた“最寄り”の診療所まで歩く必要があります。やけどを負った村人は、布切れで患部を覆い痛々しい状態で自然治癒を待っています。マラリアのように適切な処置によって治るような病気にも多くの⼈が苦しんでいました。

現在マケニ村での医療を支えているのは、数人の村人からなる、住民保健委員会のメンバーです。彼らは簡易的な薬の処方、妊婦の産前産後管理、健康教育、栄養改善事業などをほぼ無給で行なっています。しかし、ボランティアによる医療行為だけでは手に負えないケースももちろんあることは確かです。

自分たちの手で自分たちの村にも医療の拠点を作りたい!そう願った村人たちを私たちは応援したいと思いました。

マケニ村の子供たちとザンブリのメンバー

Q.診療所の建設にはいくら必要なのですか?

診療所を運営するためには以下の4 つの施設が必要です。

・診療所そのもの
・医療従事者が⽣活するスタッフハウス
・トイレ
・医療ごみの焼却炉

予算は合計で日本円にして約800 万円。私たちはその内の530 万円を集めます。残りの資⾦は、マケニ村の人々からの集⾦、ザンビア保健省・地⽅省の補助⾦から調達する計画です。診療所完成後の主役はザンビアの⼈たち。保健省が看護師の派遣や薬の供給をすることで村⼈たちの命を守っていきます。

現在建設中の診療所様子

ザンビア風お好み焼きを全国各地で販売!

Q.ザンビア風お好み焼きとはどのようなものですか?

ザンビアの主食であるトウモロコシの粉を生地に使い、現地でよく食べられているトマトと豆を煮込んだソースをかけて食べます。ザンブリを立ち上げた当初、私たちは資金を集める手段がありませんでした。唯一あったアイデアは、「ザンビアの良さを発信していく」ということ。この想いを会う人会う人に話していく中で、ザンビアの文化を様々な形で発信している方とお会いし、ザンビア風お好み焼きのレシピを頂きました。

やることが決まってからは、ひたすら駆け抜けました。出店先を見つけるために、新聞やネットでイベントを探し、主催者に連絡。「ザンビア風お好み焼きを焼かせてくれ!」とお願いしました。資格のない学生による飲食出店のハードルは高かったのですが、想いに共感してくれた方のご厚意により、なんとか秋田県の小さな町で第一回出店を果たしました。

東京と秋田で始まった小さな挑戦でしたが、支援の輪は全国各地に広がり、これまで延べ2,000食以上を提供してきました。

また、ザンビア風お好み焼きの販売を通して知り合った有機農家さんが、「おらも手伝いたい!」そう言って、出店の度に新鮮な野菜を無償で提供してくれています。このように奇跡とも呼べる出会いの数々があり、企画が発足してから一年で150万円の資金を調達することができました。

ザンビア風お好み焼き出店の様子

私たちは今、ザンブリの資金集めとして、クラウドファンディングにも挑戦中です。既に、目標金額であった120万円に到達しました。たくさんの方からの温かいご支援に、心から感謝申し上げます。ネクストゴールとして300万円を掲げ、7月13日まで挑戦していきます。
(詳しくはこちらのURLをご覧ください。https://readyfor.jp/projects/zambiabridge)

イベント開催! ザンビア風お好み焼きを食べてみませんか?

Qどのようなイベントなのでしょうか?

今回、実際にザンビア風お好み焼きを食べながらザンビア・ブリッジ企画に興味のある皆さんと交流する機会を設けたいと思い、イベントを開催致します。

日時:6/23(土)18:00〜
場所:MIRAI TOKYO
住所:東尾久4丁目38番2号 清海ハイツ MIRAI TOKYO
同時に、ザンビア写真展も開きます。
こちらのURLが、ファイスブックページのイベントページとなっております。
https://www.facebook.com/events/167528154090188/

ぜひ私たちザンブリメンバーと熱く話しませんか?
みなさまのお越しをお待ちしております。

マケニ村の診療所が夢と希望を与えるシンボルに!

Q.今後はどのような活動を続けていく予定ですか?

私たちがこの診療所建設にこだわるのは、これが村人たちから始まった挑戦だからです。私たちが支援をすることは簡単ですが、本当に現状を変えていくにはそこで暮らす人々の意識が変わらなければ難しい。現地の人が変革を求めない限り、いくら私たちが変化の必要性を感じてもそれは無意味なものでしかありません。マケニ村が属する地域に数年前に外国政府からの支援によって建てられた診療所は、未だに運営されていません。村人の警備が甘いために、ソーラーパネルが盗まれる事態や村人たちから保健局に対する働きかけが弱く、医療スタッフがなかなか手配されない状態が続いています。

だからこそ、受け身に支援されるのではなく、自ら動き出したマケニ村の人々に私たちは惹きつけられました。文化や価値観の異なる中での挑戦であり、課題もあり時間もかかります。それでも、自分たちで立ち上がったマケニ村の人たちと共に診療所を作り上げたい。それこそが、この診療所が地域に愛され、さらに他の村々にも夢と希望を与えるシンボルとなる近道なのだと信じています。

ザンビアが独⽴したのは、1964 年10 ⽉24 ⽇。⽇本では第⼀回東京オリンピックの閉会式が⾏われていました。その⽇、⽇本は諸外国で初めてザンビアの国旗を掲げたと⾔われています。私たちが⽬指す診療所の完⼯は、2020 年4 ⽉。第⼆回東京オリンピックの年です。50 年を超える⽉⽇を経て、今度は私たちが⽇本からの想いを診療所というカタチでザンビアに届けます。

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