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2016年10月1日、前回大盛況の中で幕を下ろした、これまでにはなかったあの斬新なファッションショーが再び大都会東京の地に帰ってくる。

その名も「Tokyo Africa Collection」。

第2回目となる今回のショーは、一般国民に分かりやすく国際協力を感じてもらう趣旨で執り行われる「グローバルフェスタJAPAN2016」の一出展者として開催される。

運営関係者のすべては都内の学生であり、今回は彼らの手により再び創り上げられようとされているショーの裏側を取材し、運営を代表して福岡りおなにその熱い思いを聞いた。

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【福岡りおなさんプロフィール】
立教大学異文化コミュニケーション学部3年生。福井県出身。尊敬する人物は池上彰先生。フランス留学中に起こったパリのテロがきっかけで、国際情勢に対する関心が強まる。ラーメンと肉と「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズが好き。

-アフリカをテーマにしたファッションショーを開催しようと思った経緯は何でしょうか?

UNIDO(国際連合工業開発機関)の先輩のアドバイスと、偶然の出会いがキッカケです。もともと国際情勢や途上国開発に興味があったのですが、かと言って「NPO・NGOのような慈善事業は自分の性格に合わない、むしろベンチャー企業みたいなギラギラした感じでやりたい、自分がワクワクできるやり方で行動に移したい!」と思っていました。

そのモヤモヤをUNIDOの先輩に相談していたところ、「ソーシャルビジネス(社会的課題をビジネスの手法で解決していく活動)」という選択肢を知りました。面白そうだしかっこいい!と感激していた矢先、ふとSNSでTokyo Africa Collection(以下、TAC)の宣伝記事を見つけたんです。調べてみると、まさにソーシャルビジネスのようなアプローチをしていて。

TACが掲げる「若者に身近なファッションというコンテンツを通じて、彼らのアフリカ観を変える」「国際協力に興味のない層こそが、ターゲット」というコンセプトに心底ひかれました。

しかも運営は全て学生。他の学生に先を越されたくない!という持ち前の負けず嫌い精神を発揮して、すぐに運営陣とコンタクトを取り、プロジェクトにアサインしました。優秀な運営陣のメンバーたちの中で、ありがたいことにやる気があるからという理由だけで私が代表を引き継ぐことになりました。

直感だけで突っ走りがちな私を、個性豊かなメンバーたちが各分野の特技でサポートしてくれることに非常に助かっています。

-TACのプロジェクトに参加する最大の後押しは何だったのでしょうか?

TAC初代代表は、大学を休学して1年アフリカで過ごした経験がある人なのですが、彼女の言葉に「アフリカに長期間滞在していたと言うと、変人扱いされたり意識が高いと皮肉られる。やはり、未発展・治安が悪い・汚いといったネガティヴなイメージが強い。私はそういったものを変えたいと思った。そして、若者に対して効果的にアプローチする方法として、彼らに身近な“ファッション”を選んだ。」

また「既存の国際協力系のイベントは、ダサいし、いわゆる“意識高い人たち”の内輪で終わってしまうから意味がない。」という内容のものがありました。それを聞いた瞬間私は自身の中にくすぶっていた感情を言語化してもらった気がしました。ユニークな人間性や実行力を持つ彼女に興味を持ち、一緒に何か面白いことをしたいと思いました。

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(前回Tokyo Africa Collectionの様子)

-開催に向けて、どのような点に難しさを感じますか?

先に述べたように、ショーのコンセプトは、「若者に身近なファッションというコンテンツを通じて、彼らのアフリカ観を変える」というもので、ターゲットは「もともとアフリカ・国際協力に興味の無い若者」です。

彼らの興味を引くための戦略として、”Cool, Stylish”を常に全面に打ち出し、有名大学のミスコンファイナリストや人気モデル・タレントをショーのモデルとして起用しています。しかし、メインはあくまで衣装に隠された意図である「製作陣が知ってほしい、本当のアフリカ」です。観客の皆さまが、モデル自身に注目するのではなく、衣装の意図を感じ取れるように演出の構成を考えること、この点が非常に難しいです。

-その課題を克服するために具体的な戦略はあるのでしょうか?

第1回目のTACの観客の多くは「アフリカ・国際協力に興味のない若者」でした。今回のグローバルフェスタの観客の層は、前回とは全く異なり、もともとのTACのターゲット層ではない、アフリカどころか世界中から国際協力に興味があり知識もある社会人が多く来場されることが見込まれます。

前回よりは衣装そのものに注目してもらいやすいと環境だとは思いますが、やはりモデルに注目が集まりすぎないように、MCによる衣装コンセプトの解説を交えながらショーを進行していく予定です。

MCの解説の導入はTAC初の試みなのでどうなるかはわかりませんが、より深く衣装について、ひいてはアフリカについて考えながらショーをお楽しみいただけるのではないかと思います。もちろん、TAC自体のコンセプトである”cool, stylish”は忘れず、観ている人が飽きないSNSばえするような豪華な演出も追求しています。

Tokyo Africa Collection-。
それはただのファッションショーではなく各関係者が各々海外で感じたことをベースに、「人々にもっと世界を身近に感じてほしい」という共通項が核となり、その熱い信念に共感したモデル、ヘアメイク、デザイナー、メディアなど多くの異なる分野の人間たちが作り上げる一つの作品である。

2016年秋、彼らの熱いパフォーマンスを、見逃すわけにはいかない。

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(前回Tokyo Africa Collectionでの様子)

▼公演詳細
グローバルフェスタ2016
日時:10月1日(土)15:00~15:15
場所:お台場センタープロムナード/メインステージ
企画名:ファッション&トークショー 国際協力いろんなカタチ

▼モデル情報、ショーのコンセプト、など公式HPにて随時更新中
http://tokyoafrica2016.wixsite.com/tac16

この記事を書いた人

Aki Tajima
Aki Tajima
アジアの新興国・途上国、中米などを旅する学生バックパッカー。海外でのインフラ整備に興味があり、アメリカ留学を経験した後、大手総合電機メーカーに就職予定。
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http://worlli.com/wp-content/uploads/2016/09/14508588_1163422423736451_1336395943_n-1.jpghttp://worlli.com/wp-content/uploads/2016/09/14508588_1163422423736451_1336395943_n-1-120x120.jpgAki Tajimaアフリカインタビューソシャビ研究会学生ファッション,ミスコン2016年10月1日、前回大盛況の中で幕を下ろした、これまでにはなかったあの斬新なファッションショーが再び大都会東京の地に帰ってくる。 その名も「Tokyo Africa Collection」。 第2回目となる今回のショーは、一般国民に分かりやすく国際協力を感じてもらう趣旨で執り行われる「グローバルフェスタJAPAN2016」の一出展者として開催される。 運営関係者のすべては都内の学生であり、今回は彼らの手により再び創り上げられようとされているショーの裏側を取材し、運営を代表して福岡りおなにその熱い思いを聞いた。 【福岡りおなさんプロフィール】 立教大学異文化コミュニケーション学部3年生。福井県出身。尊敬する人物は池上彰先生。フランス留学中に起こったパリのテロがきっかけで、国際情勢に対する関心が強まる。ラーメンと肉と「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズが好き。 -アフリカをテーマにしたファッションショーを開催しようと思った経緯は何でしょうか? UNIDO(国際連合工業開発機関)の先輩のアドバイスと、偶然の出会いがキッカケです。もともと国際情勢や途上国開発に興味があったのですが、かと言って「NPO・NGOのような慈善事業は自分の性格に合わない、むしろベンチャー企業みたいなギラギラした感じでやりたい、自分がワクワクできるやり方で行動に移したい!」と思っていました。 そのモヤモヤをUNIDOの先輩に相談していたところ、「ソーシャルビジネス(社会的課題をビジネスの手法で解決していく活動)」という選択肢を知りました。面白そうだしかっこいい!と感激していた矢先、ふとSNSでTokyo Africa Collection(以下、TAC)の宣伝記事を見つけたんです。調べてみると、まさにソーシャルビジネスのようなアプローチをしていて。 TACが掲げる「若者に身近なファッションというコンテンツを通じて、彼らのアフリカ観を変える」「国際協力に興味のない層こそが、ターゲット」というコンセプトに心底ひかれました。 しかも運営は全て学生。他の学生に先を越されたくない!という持ち前の負けず嫌い精神を発揮して、すぐに運営陣とコンタクトを取り、プロジェクトにアサインしました。優秀な運営陣のメンバーたちの中で、ありがたいことにやる気があるからという理由だけで私が代表を引き継ぐことになりました。 直感だけで突っ走りがちな私を、個性豊かなメンバーたちが各分野の特技でサポートしてくれることに非常に助かっています。 -TACのプロジェクトに参加する最大の後押しは何だったのでしょうか? TAC初代代表は、大学を休学して1年アフリカで過ごした経験がある人なのですが、彼女の言葉に「アフリカに長期間滞在していたと言うと、変人扱いされたり意識が高いと皮肉られる。やはり、未発展・治安が悪い・汚いといったネガティヴなイメージが強い。私はそういったものを変えたいと思った。そして、若者に対して効果的にアプローチする方法として、彼らに身近な“ファッション”を選んだ。」 また「既存の国際協力系のイベントは、ダサいし、いわゆる“意識高い人たち”の内輪で終わってしまうから意味がない。」という内容のものがありました。それを聞いた瞬間私は自身の中にくすぶっていた感情を言語化してもらった気がしました。ユニークな人間性や実行力を持つ彼女に興味を持ち、一緒に何か面白いことをしたいと思いました。 (前回Tokyo Africa Collectionの様子) -開催に向けて、どのような点に難しさを感じますか? 先に述べたように、ショーのコンセプトは、「若者に身近なファッションというコンテンツを通じて、彼らのアフリカ観を変える」というもので、ターゲットは「もともとアフリカ・国際協力に興味の無い若者」です。 彼らの興味を引くための戦略として、”Cool, Stylish”を常に全面に打ち出し、有名大学のミスコンファイナリストや人気モデル・タレントをショーのモデルとして起用しています。しかし、メインはあくまで衣装に隠された意図である「製作陣が知ってほしい、本当のアフリカ」です。観客の皆さまが、モデル自身に注目するのではなく、衣装の意図を感じ取れるように演出の構成を考えること、この点が非常に難しいです。 -その課題を克服するために具体的な戦略はあるのでしょうか? 第1回目のTACの観客の多くは「アフリカ・国際協力に興味のない若者」でした。今回のグローバルフェスタの観客の層は、前回とは全く異なり、もともとのTACのターゲット層ではない、アフリカどころか世界中から国際協力に興味があり知識もある社会人が多く来場されることが見込まれます。 前回よりは衣装そのものに注目してもらいやすいと環境だとは思いますが、やはりモデルに注目が集まりすぎないように、MCによる衣装コンセプトの解説を交えながらショーを進行していく予定です。 MCの解説の導入はTAC初の試みなのでどうなるかはわかりませんが、より深く衣装について、ひいてはアフリカについて考えながらショーをお楽しみいただけるのではないかと思います。もちろん、TAC自体のコンセプトである”cool, stylish”は忘れず、観ている人が飽きないSNSばえするような豪華な演出も追求しています。 Tokyo Africa Collection-。 それはただのファッションショーではなく各関係者が各々海外で感じたことをベースに、「人々にもっと世界を身近に感じてほしい」という共通項が核となり、その熱い信念に共感したモデル、ヘアメイク、デザイナー、メディアなど多くの異なる分野の人間たちが作り上げる一つの作品である。 2016年秋、彼らの熱いパフォーマンスを、見逃すわけにはいかない。 (前回Tokyo Africa Collectionでの様子) ▼公演詳細 グローバルフェスタ2016 日時:10月1日(土)15:00~15:15 場所:お台場センタープロムナード/メインステージ 企画名:ファッション&トークショー 国際協力いろんなカタチ ▼モデル情報、ショーのコンセプト、など公式HPにて随時更新中 http://tokyoafrica2016.wixsite.com/tac16Just another WordPress site