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トビタテ!留学JAPANの日本代表プログラム3期を卒業した九州工業大学 大学院 生命体工学研究科の吉開 祐貴さんにインタビューをさせて頂きました。海外へ出て行こう思われたきっかけや海外へ行くことで感じれた事などを語っていただきました。
よしかい2吉開 祐貴さん:トビタテ! 留学JAPAN 3期生。九州工業大学大学院生命体工学研究科生体機能応用工学専攻に在学中。九州のトビタテ留学生倍増計画プロジェクト活動中。

気づかされたのは入試前日

吉開さんにとって、初めての海外交流は入試前日だったといいます。大学受験の為に泊まったホテルで外国人に英語で話しかけられた。

「なにも答えられなかったんですよね」

中学校、高校と6年間英語を学んできたはずでした。しかし、その6年間も積み重ねも、本当の意味での「交流」にはなにも意味がありませんでした。

この出会いが、大学においての吉開さんの試みの幕を開けることになったといいます。

400点からの巻き返し

入試前日に思いもよらないところから思いもよらない洗礼をうけた吉開さんでしたが、無事に希望される大学に入学できたそうです。以外にも、吉開さんが初めて受けたTOEICの点数は400点だったといいます。

学んできたものに意味がついていっていないと、数字でも突きつけられた現実でした。一番の課題は会話ができないことでした。大学入試前日に思い知らされていた吉開さんでしたが、改めてその課題を突きつけられたそうです。

そんな吉開さんがとった行動は、とてもシンプルでした。

「全て英語で行われている授業にもぐりこんでみる。そこでできた留学生の友人と、思いっきり遊ぶ、語る、料理する。」

外国人と接する機会を設けることで、自然と会話は上達していったといいます。

英語は日本で勉強するものだ。

吉開さんは、留学に対しては強い思い入れはなかったといいます。海外に行くのは、自分の英語能力を測るためだったそうです。

「言うならば、力試しです。帰国して、又足りないところを補う勉強の繰り返しでした。」

基本的には英語は日本で勉強をし、その実力を試すために色々な国々を回られ、いつの間にか、いろんな国をめぐっていたといいます。

オーストラリア、マレーシア、タイ、フィリピンとパスポートにスタンプが増えるごとに、自分が話せるようになっていきました。

どこかに行くたびに、必ず自分の弱い「宿題」を持って帰るそうです。次に行く時にはその「宿題」を終わらせて行くために、日本では必死に勉強したといいます。

原動力は、”なめられたくない”

自分がある程度語学力がついたと自信を持ったときにいった国のひとつに、マレーシアがあったそうです。そこには、想像もしてない「熱い」授業が繰り広げられていたといいます。

「日本で見たことがないような発言の多さ、生徒も参加するその一体感に驚きました。」

日本人なんて、太刀打ちできない。なにしろTOEICなんて彼らは誰も気にしていない。そのマレーシアでの留学期間は、無我夢中で勉強をしたそうです。ただただ、なめられたくない。その一心で、必死に学ぶ日々だったといいます。

お金より居場所をください。

トビタテには三期生として合格したそうです。名を連ねる各会社の人事の方との面接に、緊張することはなかったといいます。

「ただ、自分の積み上げてきたことを伝えればよかったです。自分の夢を、好きなだけ語れて、それを興味深そうに聞いてくれる空間でした。面接が面白くて仕方なかったです。大学ではこんな場所、誰もくれませんでしたね。」

合格して、留学資金がほしいか聞かれたとき、即答したといいます。

「お金より、僕にこのコミュニティをください。」

自分の好きなことを、好きなように語れる場所、聞ける場所。

日本にそんな場所が存在していて、自分が参加できるというのは、留学資金よりもよっぽど魅力的な事実だったそうです。それがトビタテ!留学JAPANのコミニティーなのだそうです。

スクリーンショット 2016-04-23 午後7.47.46トビタテJAPANパンフレットに吉開さん体験談掲載中

でも、そんな国になったら面白い。

帰国して感じるのは、日本人がいかに裕福であるか気づいていない人が多すぎるという事実だったといいます。

「家族を養うために必死で勉強する人たちが海外には存在する一方で、日本人はなんのしがらみもなく、大学を卒業して普通に就職することができます。彼ら(日本人)は、自分たちが能力のある人の何倍もの給料を得ているとは知らずに生きています。」

「またトビタテの同期を見ていると、彼らが学ぶのは、「ビジョン」をもっているからということに気づきました。それから若い人たちが、ビジョンを持つきっかけ作りを提供したいと思うようになりました。」

そうしてトビタテから帰国してからの方向性が決まったといいます。

「現在、私を(吉開さん)を中心に九州のトビタテ留学卒業生が九州のトビタテ留学生倍増計画プロジェクトの活動をしています。具体的には応募者と相談してあげたり、留学計画書の添削のお手伝いや高校でのセミナーを行っています。」

「九州でのトビタテ留学の認知度まだ低く、応募者が少ないのが現状です。前回の高校生用の奨学金は303人が合格しているのですが、その中でも私が住んでいる九州地域は全員で17人で、佐賀県と鹿児島県にあたっては0人です。」

なぜこのようなボランティア活動を続けているのかと聞くと、

「自分にメリットがあるわけではありません。けど、日本中の若者が世界中で活躍する世の中になったら面白いじゃないですか。そんな世の中を作りたいんです。」

よしかい

父母達にトビタテJAPANに関して語られる吉開さん

吉開さんとのインタビューはただただ圧倒されるばかりでした。その実行力やマインドの裏には、日本の若者をもっとグローバルな目を持たせたいという熱い想いからきているという事が話を聞きながら感じました。今後のご活躍が気になります。

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この記事を書いた人

masami
masami
雪が積もって電車が止まる。そんな都内に住む大学生。
学生の間中にNYのダンススクールに参加してみたいと目下計画中。
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トビタテ!留学制度を利用し、世界へ飛びたったその理由とはhttp://worlli.com/wp-content/uploads/2016/05/1c7c49480b3252703b2ee09711c69721.jpghttp://worlli.com/wp-content/uploads/2016/05/1c7c49480b3252703b2ee09711c69721-150x150.jpgmasamiインタビュー学生奨学金トビタテ!留学JAPANの日本代表プログラム3期を卒業した九州工業大学 大学院 生命体工学研究科の吉開 祐貴さんにインタビューをさせて頂きました。海外へ出て行こう思われたきっかけや海外へ行くことで感じれた事などを語っていただきました。 吉開 祐貴さん:トビタテ! 留学JAPAN 3期生。九州工業大学大学院生命体工学研究科生体機能応用工学専攻に在学中。九州のトビタテ留学生倍増計画プロジェクト活動中。 気づかされたのは入試前日 吉開さんにとって、初めての海外交流は入試前日だったといいます。大学受験の為に泊まったホテルで外国人に英語で話しかけられた。 「なにも答えられなかったんですよね」 中学校、高校と6年間英語を学んできたはずでした。しかし、その6年間も積み重ねも、本当の意味での「交流」にはなにも意味がありませんでした。 この出会いが、大学においての吉開さんの試みの幕を開けることになったといいます。 400点からの巻き返し 入試前日に思いもよらないところから思いもよらない洗礼をうけた吉開さんでしたが、無事に希望される大学に入学できたそうです。以外にも、吉開さんが初めて受けたTOEICの点数は400点だったといいます。 学んできたものに意味がついていっていないと、数字でも突きつけられた現実でした。一番の課題は会話ができないことでした。大学入試前日に思い知らされていた吉開さんでしたが、改めてその課題を突きつけられたそうです。 そんな吉開さんがとった行動は、とてもシンプルでした。 「全て英語で行われている授業にもぐりこんでみる。そこでできた留学生の友人と、思いっきり遊ぶ、語る、料理する。」 外国人と接する機会を設けることで、自然と会話は上達していったといいます。 英語は日本で勉強するものだ。 吉開さんは、留学に対しては強い思い入れはなかったといいます。海外に行くのは、自分の英語能力を測るためだったそうです。 「言うならば、力試しです。帰国して、又足りないところを補う勉強の繰り返しでした。」 基本的には英語は日本で勉強をし、その実力を試すために色々な国々を回られ、いつの間にか、いろんな国をめぐっていたといいます。 オーストラリア、マレーシア、タイ、フィリピンとパスポートにスタンプが増えるごとに、自分が話せるようになっていきました。 どこかに行くたびに、必ず自分の弱い「宿題」を持って帰るそうです。次に行く時にはその「宿題」を終わらせて行くために、日本では必死に勉強したといいます。 原動力は、”なめられたくない” 自分がある程度語学力がついたと自信を持ったときにいった国のひとつに、マレーシアがあったそうです。そこには、想像もしてない「熱い」授業が繰り広げられていたといいます。 「日本で見たことがないような発言の多さ、生徒も参加するその一体感に驚きました。」 日本人なんて、太刀打ちできない。なにしろTOEICなんて彼らは誰も気にしていない。そのマレーシアでの留学期間は、無我夢中で勉強をしたそうです。ただただ、なめられたくない。その一心で、必死に学ぶ日々だったといいます。 お金より居場所をください。 トビタテには三期生として合格したそうです。名を連ねる各会社の人事の方との面接に、緊張することはなかったといいます。 「ただ、自分の積み上げてきたことを伝えればよかったです。自分の夢を、好きなだけ語れて、それを興味深そうに聞いてくれる空間でした。面接が面白くて仕方なかったです。大学ではこんな場所、誰もくれませんでしたね。」 合格して、留学資金がほしいか聞かれたとき、即答したといいます。 「お金より、僕にこのコミュニティをください。」 自分の好きなことを、好きなように語れる場所、聞ける場所。 日本にそんな場所が存在していて、自分が参加できるというのは、留学資金よりもよっぽど魅力的な事実だったそうです。それがトビタテ!留学JAPANのコミニティーなのだそうです。 トビタテJAPANパンフレットに吉開さん体験談掲載中 でも、そんな国になったら面白い。 帰国して感じるのは、日本人がいかに裕福であるか気づいていない人が多すぎるという事実だったといいます。 「家族を養うために必死で勉強する人たちが海外には存在する一方で、日本人はなんのしがらみもなく、大学を卒業して普通に就職することができます。彼ら(日本人)は、自分たちが能力のある人の何倍もの給料を得ているとは知らずに生きています。」 「またトビタテの同期を見ていると、彼らが学ぶのは、「ビジョン」をもっているからということに気づきました。それから若い人たちが、ビジョンを持つきっかけ作りを提供したいと思うようになりました。」 そうしてトビタテから帰国してからの方向性が決まったといいます。 「現在、私を(吉開さん)を中心に九州のトビタテ留学卒業生が九州のトビタテ留学生倍増計画プロジェクトの活動をしています。具体的には応募者と相談してあげたり、留学計画書の添削のお手伝いや高校でのセミナーを行っています。」 「九州でのトビタテ留学の認知度まだ低く、応募者が少ないのが現状です。前回の高校生用の奨学金は303人が合格しているのですが、その中でも私が住んでいる九州地域は全員で17人で、佐賀県と鹿児島県にあたっては0人です。」 なぜこのようなボランティア活動を続けているのかと聞くと、 「自分にメリットがあるわけではありません。けど、日本中の若者が世界中で活躍する世の中になったら面白いじゃないですか。そんな世の中を作りたいんです。」 父母達にトビタテJAPANに関して語られる吉開さん 吉開さんとのインタビューはただただ圧倒されるばかりでした。その実行力やマインドの裏には、日本の若者をもっとグローバルな目を持たせたいという熱い想いからきているという事が話を聞きながら感じました。今後のご活躍が気になります。 【関連記事】 ・仕事をしながら3週間で、TOEIC800点を取った時の話 ・フィリピンの奥地で温故知新教育、環境NGO代表、反町眞理子 ・私の弟がTOEIC 800点を一ヶ月でクリアした時の勉強方法 ・外人から見た日本のすごいところ50Part1 ・英語のチャットでよく見かけるネットスラング厳選20Just another WordPress site