LINEで送る
Pocket

いまさら感がありますが、明けましておめでとうございます。アメリカ・テネシー州に留学中の田島です。1月から、アメリカを出てドミニカ共和国へ、2週間行ってきました。その経験をもとに、ドミニカの様子と、僕自身の経験を、今回は紹介します。

なぜドミニカ共和国へ行ったのか?

この旅の究極の目的はJICAから派遣されている「青年海外協力隊員の方々とお会いして、できれば現場を見学したり、アクティビティに参加したりすること」でした。現地で出会えた隊員のどの方からも得るものは多く、すべてを書けないので、特に印象に残ったものに絞って紹介します。

12620865_988438144568214_1962395421_o

首都サント・ドミンゴにあるコロンブス像とアメリカ大陸で一番古いとされる大聖堂

まず最初にお会いしたのは、コンスタンサという街で、環境衛生分野の現地の小さなNGOのクルーと活動している人でした。

驚愕のドミニカ共和国の村の生活

訪れた街は首都のサント・ドミンゴから車で山道を2時間半かかるところ。市街中心から歩いて30分の集落へ案内されましたが、その光景を見た時は、一言で言うと、衝撃でした。

田舎の街コンスタンサは今までの経験とはまったく違いました。これはかなり貧しいエリアだなと率直に感じました。

それまでサント・ドミンゴでホームステイをしていましたが、しっかりと舗装された道路、治安もそれほど悪くありませんでした。そして建物やお店の様子などからドミニカはそこまで貧困ではないのかもしれないと感想を持っていました。さらに、実際ドミニカよりもっと厳しい環境の国をアジアでたくさん見てきたことも手伝って、かなり裕福に見えました。

12620808_988438417901520_1731638228_o

田舎の街コンスタンサ、集落の家々

しかし、中心部から少し離れると道路は砂利道になり、トタン屋根のみすぼらしいバラックが連なるようになります。小道に入るとさらにすごいです。集落のある家にお邪魔したのですが、そこではおばちゃんが手作りのイモを揚げたものを売って生計を立てているようでした。

12557143_988438404568188_366383776_o

イモの揚げ物を作るおばちゃん

ただ、台所はハエだらけ……。唯一の救いが一応洗剤を使っていたこと、です。他方で、ゆすぐ水の質だけが心配でした。案の定水道管はヘドロだらけで、自分達で工事をしていましたが、なかなか進んでいないようでした。

さらには、ゴミだらけの川もあるということでした。そこで、別のおばちゃんに案内をしてもらいました。昔はもっと水量のある川が流れていたのですが、人々がゴミを捨てるおかげで水量と川幅は大きく減ってしまったそうです。川岸の家々は数年前に起きたサイクロンで破壊され、亡くなる人も何人か出てしまったそうです。

12562949_988438431234852_1262448455_o

ゴミだらけの川

なぜドミニカ共和国へ行ったのか?

サンチアゴというドミニカ第二の都市で青少年教育に携わる方ともお会いしました。与えられたミッションとしてはスポーツでの交流を通して不良少年や恵まれないドミニカの子供たちをサポートし更生させることだそうです。

どのような子供を相手にしているかというと、あるドミニカ人によるとこの国で一番儲かるのはドラッグのディーラーだそうで、実際道を歩いていると多くの人間が最終的にはドラッグを一般人に売りさばこうとしてきます。(東南アジアの国々でも頻繁に起こります)そのため親がドラッグ中毒の子供やまたその影響を受けて幼いのにも関わらず薬に手をかけてしまう子供が多く、非行にはしるのだとか。

施設で起きる子供どうしの喧嘩も、子供のケンカでおさまる範囲ではないそうです。ドライバーで相手の子の太ももを刺したり、またケンカになると周りの子供たちが、「もっとやれ!」とハサミなど凶器を渡すそうです。

そのためその施設はでその子供たちを相手に勉強やドラッグ撲滅の啓発運動を行ったりもしています。そこに関わっている隊員の方はまだ赴任して半年で、試行錯誤の段階だそうですが、習慣も文化も違う異国の子供たちをどうやったら更生できるのか一生懸命悩まれている姿に本当に子供たちのことを思っているのだなと、感激しました。

ヘビーな話題を書いたので、今回はこのくらいにして、次回は日本語の語学教師をしている方との出会いについて紹介します。

【関連記事】
・【イマドキ、海外インターン】アイルランドでワーホリ(最初の3カ月)
・社会人留学をスムーズに実行するには?
・ラストクリスマス歌詞和訳。実は失恋ソング?
・ワンダイレクション新曲『Drag Me Down』の歌詞和訳!
・社会人のあなたも2016年、留学をスタートさせてみては?

この記事を書いた人

Aki Tajima
Aki Tajima
アジアの新興国・途上国、中米などを旅する学生バックパッカー。海外でのインフラ整備に興味があり、アメリカ留学を経験した後、大手総合電機メーカーに就職予定。
LINEで送る
Pocket

ドミニカの驚愕の現実、バラックの家と非衛生な料理……http://worlli.com/wp-content/uploads/2016/01/12620808_988438417901520_1731638228_o-1024x768.jpghttp://worlli.com/wp-content/uploads/2016/01/12620808_988438417901520_1731638228_o-150x150.jpgAki Tajima海外にインターン海外生活いまさら感がありますが、明けましておめでとうございます。アメリカ・テネシー州に留学中の田島です。1月から、アメリカを出てドミニカ共和国へ、2週間行ってきました。その経験をもとに、ドミニカの様子と、僕自身の経験を、今回は紹介します。 なぜドミニカ共和国へ行ったのか? この旅の究極の目的はJICAから派遣されている「青年海外協力隊員の方々とお会いして、できれば現場を見学したり、アクティビティに参加したりすること」でした。現地で出会えた隊員のどの方からも得るものは多く、すべてを書けないので、特に印象に残ったものに絞って紹介します。 首都サント・ドミンゴにあるコロンブス像とアメリカ大陸で一番古いとされる大聖堂 まず最初にお会いしたのは、コンスタンサという街で、環境衛生分野の現地の小さなNGOのクルーと活動している人でした。 驚愕のドミニカ共和国の村の生活 訪れた街は首都のサント・ドミンゴから車で山道を2時間半かかるところ。市街中心から歩いて30分の集落へ案内されましたが、その光景を見た時は、一言で言うと、衝撃でした。 田舎の街コンスタンサは今までの経験とはまったく違いました。これはかなり貧しいエリアだなと率直に感じました。 それまでサント・ドミンゴでホームステイをしていましたが、しっかりと舗装された道路、治安もそれほど悪くありませんでした。そして建物やお店の様子などからドミニカはそこまで貧困ではないのかもしれないと感想を持っていました。さらに、実際ドミニカよりもっと厳しい環境の国をアジアでたくさん見てきたことも手伝って、かなり裕福に見えました。 田舎の街コンスタンサ、集落の家々 しかし、中心部から少し離れると道路は砂利道になり、トタン屋根のみすぼらしいバラックが連なるようになります。小道に入るとさらにすごいです。集落のある家にお邪魔したのですが、そこではおばちゃんが手作りのイモを揚げたものを売って生計を立てているようでした。 イモの揚げ物を作るおばちゃん ただ、台所はハエだらけ……。唯一の救いが一応洗剤を使っていたこと、です。他方で、ゆすぐ水の質だけが心配でした。案の定水道管はヘドロだらけで、自分達で工事をしていましたが、なかなか進んでいないようでした。 さらには、ゴミだらけの川もあるということでした。そこで、別のおばちゃんに案内をしてもらいました。昔はもっと水量のある川が流れていたのですが、人々がゴミを捨てるおかげで水量と川幅は大きく減ってしまったそうです。川岸の家々は数年前に起きたサイクロンで破壊され、亡くなる人も何人か出てしまったそうです。 ゴミだらけの川 なぜドミニカ共和国へ行ったのか? サンチアゴというドミニカ第二の都市で青少年教育に携わる方ともお会いしました。与えられたミッションとしてはスポーツでの交流を通して不良少年や恵まれないドミニカの子供たちをサポートし更生させることだそうです。 どのような子供を相手にしているかというと、あるドミニカ人によるとこの国で一番儲かるのはドラッグのディーラーだそうで、実際道を歩いていると多くの人間が最終的にはドラッグを一般人に売りさばこうとしてきます。(東南アジアの国々でも頻繁に起こります)そのため親がドラッグ中毒の子供やまたその影響を受けて幼いのにも関わらず薬に手をかけてしまう子供が多く、非行にはしるのだとか。 施設で起きる子供どうしの喧嘩も、子供のケンカでおさまる範囲ではないそうです。ドライバーで相手の子の太ももを刺したり、またケンカになると周りの子供たちが、「もっとやれ!」とハサミなど凶器を渡すそうです。 そのためその施設はでその子供たちを相手に勉強やドラッグ撲滅の啓発運動を行ったりもしています。そこに関わっている隊員の方はまだ赴任して半年で、試行錯誤の段階だそうですが、習慣も文化も違う異国の子供たちをどうやったら更生できるのか一生懸命悩まれている姿に本当に子供たちのことを思っているのだなと、感激しました。 ヘビーな話題を書いたので、今回はこのくらいにして、次回は日本語の語学教師をしている方との出会いについて紹介します。 【関連記事】 ・【イマドキ、海外インターン】アイルランドでワーホリ(最初の3カ月) ・社会人留学をスムーズに実行するには? ・ラストクリスマス歌詞和訳。実は失恋ソング? ・ワンダイレクション新曲『Drag Me Down』の歌詞和訳! ・社会人のあなたも2016年、留学をスタートさせてみては?Just another WordPress site