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ニューヨーク在住のSakaさんが、アメリカの大学生の間で頻繁に使われている英会話の3大フレーズに関して、面白い事例を交えながら紹介していただきました。

 

By: Can Mustafa Ozdemir

オンキャンとは?

オンキャンという言葉がある。
オン・キャンパスの略語であり、大学のキャンパス内にある(または住む)ことを意味する。
大学生の英会話の3大フレーズといえば

“Hi, how are you? (what’s up)”

“What’s your major?”

“Where do you live? On campus or off campus?”

の3つであり、オンキャンは堂々たる三位のフレーズのキーワードである。

どれだけコミュ障で英語が下手でも、引きつらない程度の小さなスマイルと、このフレーズだけ言って適当に目を逸らせて会話を終わらせれば、80%ネイティブスピーカーといって過言ではないだろう。英語喋ってる人すいません。

そんな大事な言葉であるオンキャンなのだが、渡米初日にwhat’s upの意味を知らなかった私は、当然on campusという言葉も知らなかった。

先に留学している日本人の先輩方が「なにそれオンキャン?」とか言ってるのを小耳にはさみながら、「なにそのキャンキャンしてるカワイイやつ」とか思っていた私は、今思い返してみてもまったくのアホである。

フレッシュマンはオンキャンからスタート

米大学における一年生はフレッシュマンという名称の下、灰色のキャンパスライフを歩みだす。
本来大学というピラミッドの最底辺にいるはずの彼ら新入生(フレッシュマン)は、大部分が登校初日からカラーTシャツに、スポーツ用半ズボン、そしてサンダルという、熟練者もしくは達人の如き格好でキャンパスに舞い降りる。

最初のチームプロジェクトで4人しかいないメンバーの一人が、『亀』と大きく背中にかかれたオレンジのタンクトップを着て現れたときの、まるで世界の広さを垣間見たようなあの感覚を私は生涯忘れないだろう。

そんなヒエラルキーの底辺にいることを全く感じさせない米国の一年生(フレッシュマン)達であるが、彼らには一つの制約がある。フレッシュマンは全員大学内の寮(オンキャン)に住まなければならないというものだ。

人権と自由(又は個人主義ともいう)の国であるアメリカの大学で、このような学問や就職に直接関係ないプライベートなことに縛りがあることは、一見驚くべきことのような気もするが、逆に個人主義だからこそ団体生活による社会化に意義をおいているのかもしれない。

オンキャンを手放した本当の理由

By: Kalyan Chakravarthy

ま、そんな考察はどうでもよくて、今日は私が3年間に渡るオンキャン生活をついに終え、地中から出てきた蝉のごとくオフキャンパス(大学の外)での生活を始めたということを書きたいと思います。別に一週間でくたばったとかそういうオチではありません。

オンキャンとオフキャンどちらの生活がいいかと聞かれれば、アントニオ猪木とモハメドアリのエキシビジョンマッチくらい際どい戦いでオンキャンに軍配が上がるだろう。

寮(オンキャン)に住んでいれば、食事も掃除も全部やってくれて、ジムや授業も歩いてすぐ行ける。授業5分前に起床した場合、授業スキップするかふつうに登校するかどうかはオンキャン・オフキャンにかかっている。

そんな便利な寮生活を捨ててオフキャンパスに移るのは、何もプライベートな空間が欲しいという理由だけではない。オンキャンは実際設備は整っていて交通も便利ではあるものの、それ以上に料金が高いのだ。

「温故知新」

という言葉があるように、人は過去の経験からものを学ぶ。

社会経験や大きな買い物(寮費&ミールプラン)に対しての金銭感覚が足りない学生達が将来自分で就職して稼ぎ始めるときに、寮費を思い出して激しい後悔と共にお金の有難さを、経済の回り方を痛感するのだろう。

キャンパス内のスタバやそこらへんのベンチには「考える人」のごとく飲み物を横に置いて佇む人がたくさんいる。彼らは地獄ではなく学費について考えているに違いない。

横に置いてある飲み物がコーヒーじゃなくフラペチーノなのは、「人生苦いんだから、スタバくらい甘くたっていんじゃないだろうか」って思ってるからなのだ。

言っておきたいのだがこれは、決して私のことではない。

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・震災間もないネパールにて、今必要とされている事とは?

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http://worlli.com/wp-content/uploads/2015/09/15473596487_5ed985dd35_z.jpghttp://worlli.com/wp-content/uploads/2015/09/15473596487_5ed985dd35_z-150x150.jpgSAKAアメリカ海外生活海外留学英語学習ニューヨーク在住のSakaさんが、アメリカの大学生の間で頻繁に使われている英会話の3大フレーズに関して、面白い事例を交えながら紹介していただきました。   オンキャンとは? オンキャンという言葉がある。 オン・キャンパスの略語であり、大学のキャンパス内にある(または住む)ことを意味する。 大学生の英会話の3大フレーズといえば “Hi, how are you? (what’s up)” “What’s your major?” “Where do you live? On campus or off campus?” の3つであり、オンキャンは堂々たる三位のフレーズのキーワードである。 どれだけコミュ障で英語が下手でも、引きつらない程度の小さなスマイルと、このフレーズだけ言って適当に目を逸らせて会話を終わらせれば、80%ネイティブスピーカーといって過言ではないだろう。英語喋ってる人すいません。 そんな大事な言葉であるオンキャンなのだが、渡米初日にwhat’s upの意味を知らなかった私は、当然on campusという言葉も知らなかった。 先に留学している日本人の先輩方が「なにそれオンキャン?」とか言ってるのを小耳にはさみながら、「なにそのキャンキャンしてるカワイイやつ」とか思っていた私は、今思い返してみてもまったくのアホである。 フレッシュマンはオンキャンからスタート 米大学における一年生はフレッシュマンという名称の下、灰色のキャンパスライフを歩みだす。 本来大学というピラミッドの最底辺にいるはずの彼ら新入生(フレッシュマン)は、大部分が登校初日からカラーTシャツに、スポーツ用半ズボン、そしてサンダルという、熟練者もしくは達人の如き格好でキャンパスに舞い降りる。 最初のチームプロジェクトで4人しかいないメンバーの一人が、『亀』と大きく背中にかかれたオレンジのタンクトップを着て現れたときの、まるで世界の広さを垣間見たようなあの感覚を私は生涯忘れないだろう。 そんなヒエラルキーの底辺にいることを全く感じさせない米国の一年生(フレッシュマン)達であるが、彼らには一つの制約がある。フレッシュマンは全員大学内の寮(オンキャン)に住まなければならないというものだ。 人権と自由(又は個人主義ともいう)の国であるアメリカの大学で、このような学問や就職に直接関係ないプライベートなことに縛りがあることは、一見驚くべきことのような気もするが、逆に個人主義だからこそ団体生活による社会化に意義をおいているのかもしれない。 オンキャンを手放した本当の理由 ま、そんな考察はどうでもよくて、今日は私が3年間に渡るオンキャン生活をついに終え、地中から出てきた蝉のごとくオフキャンパス(大学の外)での生活を始めたということを書きたいと思います。別に一週間でくたばったとかそういうオチではありません。 オンキャンとオフキャンどちらの生活がいいかと聞かれれば、アントニオ猪木とモハメドアリのエキシビジョンマッチくらい際どい戦いでオンキャンに軍配が上がるだろう。 寮(オンキャン)に住んでいれば、食事も掃除も全部やってくれて、ジムや授業も歩いてすぐ行ける。授業5分前に起床した場合、授業スキップするかふつうに登校するかどうかはオンキャン・オフキャンにかかっている。 そんな便利な寮生活を捨ててオフキャンパスに移るのは、何もプライベートな空間が欲しいという理由だけではない。オンキャンは実際設備は整っていて交通も便利ではあるものの、それ以上に料金が高いのだ。 「温故知新」 という言葉があるように、人は過去の経験からものを学ぶ。 社会経験や大きな買い物(寮費&ミールプラン)に対しての金銭感覚が足りない学生達が将来自分で就職して稼ぎ始めるときに、寮費を思い出して激しい後悔と共にお金の有難さを、経済の回り方を痛感するのだろう。 キャンパス内のスタバやそこらへんのベンチには「考える人」のごとく飲み物を横に置いて佇む人がたくさんいる。彼らは地獄ではなく学費について考えているに違いない。 横に置いてある飲み物がコーヒーじゃなくフラペチーノなのは、「人生苦いんだから、スタバくらい甘くたっていんじゃないだろうか」って思ってるからなのだ。 言っておきたいのだがこれは、決して私のことではない。 【関連記事】 ・グローバルスタンダード、海外での友達の作り方と節約術 ・ドミニカの貧富の格差やスラムの現実が問うもの… ・アフリカ留学で気づく!「貧困=可哀想」だけではないということ。 ・フィリピンでコーヒー栽培?アジアコーヒー市場の可能性とは ・震災間もないネパールにて、今必要とされている事とは?Just another WordPress site