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海外渡航といってもその形態は様々です。留学、インターンシップ、ワーホリ、旅行、仕事、ボランティアなど。Worlliでは様々な留学を始めとする活動を紹介してきましたが、今回は海外ボランティアについて活動した田名部実里さんを紹介したいと思います。

田名部実里さん(中央)
田名部実里さん(中央)

田名部実里さんは、「こども」と「日本語教育」をテーマに、大学生の時に日本国際ワークキャンプセンターNICEというNPO法人が扱う海外ボランティアのプログラムを利用して、3ヵ国、国内外合わせて計11回の滞在でボランティアを経験した経歴を持っています。この経験から現在は、日本女子大学大学院文学研究科(日本文学専攻)博士課程前期で日本語教育を専攻し、日々勉学に励んでいます。そんな彼女から、ボランティアの魅力や、ボランティアを通して学んだこと、そしてボランティアが彼女を成長させてくれたことについてインタビューしました。

Q1:海外ボランティアをしたいと思ったきっかけは何ですか?

いろいろあります。世界中に友達が欲しい、英語を使う機会が欲しい、小学生の頃からボランティアに関心があり参加したことや、東日本大震災の時、津波の被害が大きかった地元の沿岸部のボランティアに2日後から参加し、そこで目にしたボランティアを受け入れるボランティアの存在に考えさせられ、様々なボランティアを経験したいと思うようになったのが理由です。
他にも、大学1年夏に、大分県での長期子どもキャンプ「子ども村」のボランティアスタッフとして活動し、こども村の運営をしました。
その経験があってか、海外のこどもたちとも触れ合ってみたいと思い、大学2年の9月にケニア西部の、ヴィクトリア湖に近い地域の小学校に2週間滞在して、校庭の隅にトイレ用の深さ15メートルの穴を掘ったり、子どもたちと交流をしました。
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日本語教育に興味を持ったきっかけも、同じくこの「子ども村」でした。そこで一緒に活動した海外からのメンバーが話す流暢な日本語に興味がわき、英文学科に所属していた学部時代から副専攻で日本語教育について学んできました。大学院に進学したこの春からは、主に外国人に日本語を教える「日本語教育」について学んでいます。専門としては、日本で生活する外国人や日本語学習者とのコミュニケーションで用いられる、文法や語彙をやさしくした日本語「やさしい日本語」についての研究をしています。

Q2:他にはどんな旅をしてきたのですか?

これまでに訪れた国は15か国です。初めて1人で海外に行ったのは中学2年生の時。当時習っていたクラシックバレエのサマーコースに参加するために、オーストラリアに行きました。出発前の空港で、不安とさみしさで大泣きしたことをよく覚えています。今の私からは想像できませんが…。笑。
大学進学後は長期休暇を利用して旅行が好きな母とアメリカ、トルコ、中国、韓国などに行きました。ほかにはカンボジアでインターンシップ、インド、ケニア、モンゴルで国際ワークキャンプに、スロベニアで日本語教育実習に参加してきました。

Q3:田名部実里さんが参加したボランティアについて教えてください。

はい。国内外ですが、九州、ケニア、インド、モンゴルで国際ワークキャンプと呼ばれるボランティアに参加してきました。この国際ワークキャンプは、世界中から集まる多国籍なメンバーと、地域のニーズに合わせたボランティアをしながら寝食を共にする活動です。帰国後も、国内の大分、福岡、熊本県での子ども芸術フェスティバル等の運営を行うボランティアスタッフとして活動しています。

インドでは、2週間でインド北部の地域を転々としながら、フランス、韓国からのメンバーと共に、小学校を訪問して、英語を使った国際交流の授業をしたり、地域の施設の壁にペイントをしたりと、様々なボランティア活動をしました。
モンゴルでは、世界一寒い首都ウランバートルの小中学校で毎日3時間の英語の授業を行いました。真冬の2月は気温がマイナス25度で外を歩くと鼻の中がパリパリと、凍っているのが分かりました。
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これまで参加したワークキャンプ、すべてに共通するのが「子ども」です。自分では意識がなかったので、ボランティア活動を通して「わたし、子どもが好きなんだなぁ」と新しい自分に気が付くことができました。

Q4:活動を通して自分の意外な側面を発見することもできたのですね。では、全部のボランティアを通して得たことはなんですか?

一言でいうと、「世界とのつながり」です。受け入れてくださる地域の方々やメンバーなど、たくさんの人との出会いがあります。日本中、世界中にできたつながりは、SNSでやり取りをしたり、お互いの国を旅したりと活動を終えた後も色々な形で続いています。たくさんの出会いによって、視野が広がったと同時に、世界がぐっと近くなったように感じます。例えば、行くまではテレビの中のことだったケニアのニュースも、友達ができた今では自分のことのようにとても身近に感じるようになりました。共有できることは良いニュースばかりではなく、そのような時には何もできないもどかしさを感じることも多々あります。ですが、つながりがなければ考えることもなかったかもしれないと思うと、これまでの活動を通して得たつながりは私の人生においてかけがえのないものです。
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Q5:様々な経験をしてきたと思いますが、どんな形で将来に活かしていきたいと思いますか?

日本文化への興味です。いろいろな国の人と関わり「日本ではどうなの?」と様々な質問を受ける中で、日本に関して知らないことがたくさんあることに気が付きました。今後はその興味を深めて、(まだ漠然としていますが)日本人として世界に貢献したいと思っています。日本文化の発信や日本語を教えることなど、日本に興味を持ってくれた人、日本に来た人たちの力になれる活動をしたいと思っています。

Q6:では最後に、ボランティアは田名部実里さんのどんなところを成長させてくれたと言えますか?

ボランティアという活動を一言にまとめるのは難しいですが、日常の生活ではできない経験、人との出会い、喜怒哀楽の感情が渋滞しているような刺激的な時間、ボランティアでの活動が私の人生をより豊かなものにしてくれているように思います。
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機会を踏むことで、空港で大泣きすることなく一人で海外に行けるようになったこともそうですが、何より成長したと言えるのは「行動力」だと思います。行ったことないから行ってみよう、やったことないからやってみよう、そのような思いですぐ行動できるようになったと思います。何よりも、そう思ったときに行かせてくれる、挑戦させてくれる環境に感謝ですね。この系列のボランティア経験者には、もっと行動的でおもしろい人がたくさんいます。彼らの刺激を受けながら、自分も何かしらの刺激になれるよう、自分らしく物事に向き合って挑戦していきたいと思います。

Q7:最後の最後に、ボランティアに興味を持った読者に一言お願いします。

ボランティアに行く地域の方々の思いを大切に、自分にできることから始めてみてはいかがでしょうか?楽しいことも、大変なことも、そこから何か次につながるかもしれませんよ♪
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まとめ

ありがとうございます。田名部実里さんのインタビューの中で、出発前は世界に友達が欲しい!漠然とした理由であっても海外ボランティアの参加を通して、気付いたらやりたいことのテーマが「こども」と「日本語教育」になっていたと言っていました。留学や仕事ではなくボランティアというまた違ったフィールドを経験することで、自分の興味関心を発見し、夢と世界をぐっと近づけてくれたと言っていました。
座学でないことも学べること、これが海外ボランティアの魅力の一つです。

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