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前回アップした記事(学費が安く、レベルが高い大学ランキング【アメリカ北東部編】

に関して、「一体どうやったらそんなに安く通えるの!?」という質問を沢山いただきました。端的に話しますと、各大学が出している奨学金や助成金などを上手く活用すれば、通常の学費よりもはるかに安く大学へ通うことができます。

そこで今回は、(1)奨学金の見積もり方法(2)奨学金申請に必要な書類について、ハーバード大学を例にして書かせていただきました。記事を読んでいただくと分かるのですが、準備する書類が多くて大変そうに見えます。ただ、場合によっては助成金などで年間の授業料が数百万円も安くなるので、時間をかけてでも申請の準備をする価値は大いにあります。

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奨学金の見積もり方法

ステップ1:公式HPから”Financial Aid”のページへ進む

まず、ハーバード大学の ”Financial Aid” (学資援助) のページに行きます。

すると、
”How Aid Works” 学資援助について
“Calculate Your Net Price” 実際にかかる費用の計算
“Apply for Aid” 学資援助の申請をする
の3つが出てきます。

学資援助

最初の “How Aid Works” をクリックすると、ハーバードは経済的な理由で入学できないことはない!と書いてあります。親の年収などによってもらえる奨学金も違ってくるようです。一番大事なのは”Passion(やる気)”ということでしょう。

ステップ2:“Calculate Your Net Price”ページへ進む

次に、“Calculate Your Net Price” で実際に計算してみましょう。

ステップ3:”Family information”を入力する

4人家族で、大学生は自分だけの場合、通常1年間の学費が69,000ドルになります。1年間で約700万円とは驚きですね。これが奨学金をもらえるとどれ位にまで下がるのか見ていきましょう。

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ステップ4:”Parental Income”を入力する

次に親の年収を入力します。例えば年収が320万円くらいだとしましょう。1ドル107円だとした場合(*2016年6月9日現在のレート)、約29,906ドルになります。その他の所得などが特になければ、他は0のままにします。

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ステップ5:”Assets”を入力する

最後に現在の資産額を入力します。留学のためにバイトして100万円ほどためた場合、約10,000ドルになります。次にご両親の資産額を入力します。貯金が50万円ほどあるとして、約5,000ドルになります。

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これで完了です。すべての情報を入力すると、右横に計算された金額が出てきます。今回の場合は、自分で出す費用は$3,500ドルになります。69,000ドルに比べるとなんと、約20分1ほどになります!

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奨学金の申請方法

次に、実際にどのように奨学金の申請をするのかご説明します。ホームページによると、アメリカの学生も海外の学生も申請方法は同じです。“Applying for Aid” にクリックすると、必要な書類は以下の2点と書いてあります。

⑴ CSS Profile
⑵ IDOC Packet

CSS Profileについての補足説明

CSS Profile の提出は、こちらのサイトからすることができます。

css

これを提出することで、300以上の大学の奨学金にインターネットから応募することができます。

このCSS Profile の書類には、家族の経済状況などに関する項目もあり、確定申告書に記載されている情報が必要になります。手元に書類がない場合は、おおよその数字を記載し、確定申告書が手に入ってから提出することも可能なようです。

IDOC Packetについての補足説明

次にIDOC Packet についてご説明します。こちらでも家庭の経済状況に関する書類を提出しなければいけません。

こちらのサイトから提出できます。

ただし、ログインできるのはすでにCSS Profile を提出した人のみです。ですので、まずはCSS Profileを提出を完了させてから、ICOC Packetの申請手続きへと進みます。

必要な書類は以下のとおりです:

⑴ご両親の最新の確定申告書。書類が英語でない場合は英語に翻訳する必要があります。
⑵本人の確定申告書。もし確定申告をしていない場合はこちらに記入して提出します。
⑶ご両親が事業や農業をされている場合:こちらに記入して提出します。
⑷本人、またはご両親が信託や不動産の受益者の場合:
信託の確定申告書と、信託/不動産の内容や価値について記述された手紙も必要です。
⑸その他の特殊な出費や事情を説明する必要がある場合、手紙に記載して提出できます。

締め切りなどの詳細情報はこちらからご覧になれます。

この2つを提出する事さえできれば、誰でも奨学金の申請をすることができます。やることや準備する書類が多くて大変そうですが、これさえできれば数百万円相当の奨学金がもらえるので十分やるだけの価値があるかと思います。

大学によって奨学金制度は多少異なりますが、留学を考えている方にとって今回の情報が参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

Hiromi
Hiromi
日本生まれアメリカ育ちの純日本人。
早稲田大学国際教養学部を卒業後、ゲーム/エンターテインメント関係を中心に翻訳の仕事でキャリアを積んでいる。
犬が大好きで愛犬の名前は「レオ」です。

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アメリカ留学の費用を600万抑える方法http://worlli.com/wp-content/uploads/2016/06/harvard-359920_640.jpghttp://worlli.com/wp-content/uploads/2016/06/harvard-359920_640-150x150.jpgHiromiのぞき見、海外ニュースライフスタイル奨学金制度海外留学アメリカ,ハーバード,奨学金前回アップした記事(学費が安く、レベルが高い大学ランキング【アメリカ北東部編】 )に関して、「一体どうやったらそんなに安く通えるの!?」という質問を沢山いただきました。端的に話しますと、各大学が出している奨学金や助成金などを上手く活用すれば、通常の学費よりもはるかに安く大学へ通うことができます。 そこで今回は、(1)奨学金の見積もり方法(2)奨学金申請に必要な書類について、ハーバード大学を例にして書かせていただきました。記事を読んでいただくと分かるのですが、準備する書類が多くて大変そうに見えます。ただ、場合によっては助成金などで年間の授業料が数百万円も安くなるので、時間をかけてでも申請の準備をする価値は大いにあります。 奨学金の見積もり方法 ステップ1:公式HPから'Financial Aid'のページへ進む まず、ハーバード大学の ”Financial Aid” (学資援助) のページに行きます。 すると、 ”How Aid Works” 学資援助について “Calculate Your Net Price” 実際にかかる費用の計算 “Apply for Aid” 学資援助の申請をする の3つが出てきます。 最初の “How Aid Works” をクリックすると、ハーバードは経済的な理由で入学できないことはない!と書いてあります。親の年収などによってもらえる奨学金も違ってくるようです。一番大事なのは'Passion(やる気)'ということでしょう。 ステップ2:“Calculate Your Net Price”ページへ進む 次に、“Calculate Your Net Price” で実際に計算してみましょう。 ステップ3:'Family information'を入力する 4人家族で、大学生は自分だけの場合、通常1年間の学費が69,000ドルになります。1年間で約700万円とは驚きですね。これが奨学金をもらえるとどれ位にまで下がるのか見ていきましょう。 ステップ4:'Parental Income'を入力する 次に親の年収を入力します。例えば年収が320万円くらいだとしましょう。1ドル107円だとした場合(*2016年6月9日現在のレート)、約29,906ドルになります。その他の所得などが特になければ、他は0のままにします。 ステップ5:'Assets'を入力する 最後に現在の資産額を入力します。留学のためにバイトして100万円ほどためた場合、約10,000ドルになります。次にご両親の資産額を入力します。貯金が50万円ほどあるとして、約5,000ドルになります。 これで完了です。すべての情報を入力すると、右横に計算された金額が出てきます。今回の場合は、自分で出す費用は$3,500ドルになります。69,000ドルに比べるとなんと、約20分1ほどになります! 奨学金の申請方法 次に、実際にどのように奨学金の申請をするのかご説明します。ホームページによると、アメリカの学生も海外の学生も申請方法は同じです。“Applying for Aid” にクリックすると、必要な書類は以下の2点と書いてあります。 ⑴ CSS Profile ⑵ IDOC Packet CSS Profileについての補足説明 CSS Profile の提出は、こちらのサイトからすることができます。 これを提出することで、300以上の大学の奨学金にインターネットから応募することができます。 このCSS Profile の書類には、家族の経済状況などに関する項目もあり、確定申告書に記載されている情報が必要になります。手元に書類がない場合は、おおよその数字を記載し、確定申告書が手に入ってから提出することも可能なようです。 IDOC Packetについての補足説明 次にIDOC Packet についてご説明します。こちらでも家庭の経済状況に関する書類を提出しなければいけません。 こちらのサイトから提出できます。 ただし、ログインできるのはすでにCSS Profile を提出した人のみです。ですので、まずはCSS Profileを提出を完了させてから、ICOC Packetの申請手続きへと進みます。 必要な書類は以下のとおりです: ⑴ご両親の最新の確定申告書。書類が英語でない場合は英語に翻訳する必要があります。 ⑵本人の確定申告書。もし確定申告をしていない場合はこちらに記入して提出します。 ⑶ご両親が事業や農業をされている場合:こちらに記入して提出します。 ⑷本人、またはご両親が信託や不動産の受益者の場合: 信託の確定申告書と、信託/不動産の内容や価値について記述された手紙も必要です。 ⑸その他の特殊な出費や事情を説明する必要がある場合、手紙に記載して提出できます。 締め切りなどの詳細情報はこちらからご覧になれます。 この2つを提出する事さえできれば、誰でも奨学金の申請をすることができます。やることや準備する書類が多くて大変そうですが、これさえできれば数百万円相当の奨学金がもらえるので十分やるだけの価値があるかと思います。 大学によって奨学金制度は多少異なりますが、留学を考えている方にとって今回の情報が参考になれば幸いです。 【関連記事】 ・学費が安く、レベルが高い大学ランキング【アメリカ北東部編】 ・仕事をしながら3週間で、TOEIC800点を取った時の話 ・東南アジアのオススメ「世界遺産の町」TOP3 ・実際どうなの?アメリカ大学の学費事情 ・英語のチャットでよく見かけるネットスラング厳選20Just another WordPress site