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イギリス留学を経て、現在結婚してイギリスに移住した私は、留学して本当に良かったと思っています。今回は、私のこれまでの体験談を元にイギリスに留学する人や興味のある人に、ディープなイギリスをお伝えします。

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ロンドンのビッグベン

ヨーロッパのいろいろな文化を知れる

イギリス留学の大きなメリットといえば、ヨーロッパ各地からの留学生と友達になれること、またヨーロッパ各地に旅行できることです。

私が通っていた語学学校では、イタリア人とスペイン人がとても多く、アジア人は少ない学校でした。イタリア人とスペイン人はラテン系でとにかくノリが良くフレンドリー。すぐに友達になれました。

ある時私は、フィンランド人の友達と仲良くなり、話すうちに私たちに多くの共通点があることに気がつきました。学校で少数派の日本人とフィンランド人ということもあったのか、時間を忘れて海辺で話し込んだのを覚えています。

「私たちフィンランド人は、静けさというものを大切にしているの」

彼女が話す言葉の端々に、私の大好きなムーミンの話や、ラップランドの現地人の話を思い出させるような、ミステリアスな雰囲気を感じました。フィンランドには、今でも森の奥に妖精が住んでいて、人々は自然の中で妖精に感謝しながら生活しているという話も聞きました。彼女もまた、私が話す日本の話をとても興味を持って聞いてくれました。

イギリスに来たことによって、フィンランドに興味を持つことになるとは、私は想像もしていませんでした。イギリスにやってくるヨーロッパ各地からの留学生の中で、気が合う友達がどこの国の子なのか、それは仲良くなってみなければ分かりません。そこから新しい自分の世界が広がっていくのは、本当に楽しい発見です。

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フィンランド人の友人と

さまざまなアートを無料で見れる

イギリスには、伝統的な芸術から近代美術まで、さまざまなアートを無料で見れる場所がたくさんあります。ロンドンのナショナルギャラリーや大英博物館などの有名どころは、必ず一度は訪れたい場所でが、2つとも無料で入れます。

私の留学していたブライトンという街は、夏のリゾート地として有名なだけでなく、アートが非常に盛んな街でした。無料のギャラリーや美術館もたくさんあります。私は、アーティストで大学生の友達ができ、その友達の展示会にもよく出かけました。大学生といってもレベルは高く、大学で行われる展示会やファッションショーは、プロ顔負けの本格的なものです。

「私は一人っ子だから、昔から一人で絵を描くことが大好きだったの。最近は、いったい何がアートなのかってよく考えるのよ。私たちの存在自体が、すでにアートのようなものだけれど」

文章を書くことが好きな私に、彼女は「それだってアートの一つだ」と言いました。自分を表現する方法はなんであっても、伝えたいという思いがあることには変わりはないというのです。

アートに限らず、趣味や好きなものに関して深い話をするのが好きな人が多く、また他の人が語る夢や持論にも、真剣に耳を傾けます。パブやバーで語ることもあれば、美術館でアートを前に語り合う人も、それぞれです。

ギャラリーや美術館でばったり会った人とアートの話で盛り上がる。そんな魅力にあふれているイギリスです。

ゆっくりとお茶やお菓子を楽しむ時間

イギリスといえばパブの文化ですが、これなしにイギリスを語れないのがお茶の時間です。紅茶の本場イギリスでは、1日に最低5杯は紅茶を飲みます。

パブではみんなビールを飲むので、語っているうちに熱くなって議論を展開することもしばしば。それに対してお茶の時間は、ほっこりと休憩するためのものです。

カフェでは夫婦で新聞や本を読みながら、会話をするわけでもなく紅茶を楽しんでいる姿や、友達同士で近況報告をしながら、お菓子と一緒に紅茶を飲んでいる姿をよく見かけます。ゴシップ好きなイギリス人は、噂話もよくしています。

イギリスの紅茶は基本的にミルクティー。レモンティーは存在しません。砂糖をお好みで入れて、ミルクをたっぷりと入れます。紅茶のお供にはスコーンやビスケット、イングリッシュスタイルのケーキです。

ゆっくりとお茶を飲みながら一息つくことで、ストレスも解消されリラックスできます。忙しい毎日からふっと離れて、心を落ち着ける時間なのです。

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お茶の時間の様子

使ってみよう!イギリス人の皮肉

イギリス人のジョーク、皮肉というのは、意味が分かると非常に面白いものがあります。私はイギリスに住んで3年目ですが、イギリス人の皮肉の効いたジョークは、今でも理解するのが難しいです。

ある有名なコメディアンが最近亡くなったそうですが、自分の墓石に”I told you I was ill.” 「だから病気だって言っただろ」と掘ってあったそうです。私は、死んでからもなお人々を笑わせようとする英コメディアンに驚きました。

イギリスのコメディアンのジョークというのは、風刺が効いていて、なおかつみんなに理解されるものでなければなりません。イギリス人、とくに男性は、面白いジョークを考え出すということに、頭のほとんどを占められているようです。友達や家族にジョークを披露し、面白いかどうかジャッジしてもらう、ということはしょっちゅう。とても重要なことなのです。

日本のお笑い芸人のスタイルには、似たような部分が多いと私は思います。私の好きな『笑点』の大喜利などは、イギリスの皮肉なジョークに近いものがあると思います。イギリスでは、大喜利のような一言を、会話の中にちりばめられる人こそ、『面白い』認定されるのです。

イギリス風のジョークを会話に入れてみる。簡単なことではありませんが、試す価値ありではないでしょうか。

最後に

いかがでしたか?イギリスに興味を持ったからには、みんなが知っているような情報ではなく、もっとディープにイギリスを楽しみたいですよね。

留学、長期滞在、短期旅行、どのような形でもイギリスに訪れる際には、こんなイギリスの魅力があるということを思い出してみてはいかがでしょうか。現地のイギリス人と会話する時、役に立つと思います。

イギリスは個人の考えを非常に尊重する文化があるので、あなたの価値観や考え方に合う過ごし方が、きっと見つかります。ぜひ機会があれば、イギリスの魅力を満喫してほしいと思います。

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この記事を書いた人

kanako shuto
kanako shuto
オンラインでフリーランスライターとして、主に美容、健康記事を執筆中。趣味はエッセイ、小説の執筆。2013年より、イギリスのブライトンにて留学、その後結婚を機に2015年に移住し、現在はケント州在住。
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