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Worlli学生ライターの田島です。今回インタビューを受けてくださるのはミス専修コンテスト2016候補者の豊岡優希さんです。小さな顔に大きな瞳で、笑顔がとてもチャーミングな彼女がなぜ発展途上国に関わることになったのか、そのきっかけと胸に秘める思いを、都内のカフェにて私に打ち明けてくれた。

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豊岡優希(とよおかゆき)。専修大学文学部英語英米文学科2年。ミス専修コンテスト2016候補者。 大学1年時にアフリカのウガンダへ10日間のフィールドワークへ参加。(写真はミスコン運営団体より拝借)

「ミスコン候補者×発展途上国」

-ミスコン出場者の中で、ある意味豊岡さんのような経歴の持ち主は珍しいかなと思うのですが、なぜウガンダに行こうと思われたのでしょうか?

豊岡さん:普段は学生寮に住んでいるのですが、たまたまウガンダへ10日間のホームステイやボランティアも含めたプログラムが寮内で紹介され知りました。当時は国際協力に興味があるというより、純粋に「海外に行ってみたい!その思いが強かったですね。ウガンダが人生初の海外経験となりました。

-初めて!?人生初の渡航先がウガンダではご家族もさぞご心配されたのでは?!

(ちなみに私は人生初のバックパッカー旅で母親を1カ月で2キロ減量させました。)

豊岡さん:かなり反対されましたし、自分自身も不安でした。ですが覚悟を決めていたのですべての手続きが終わった後に親に報告して後戻りできない形にしておきました。(笑)

私:(なるほど、ご家族は何キロ痩せたのだろう。。。)

-では、ウガンダでの具体的な体験と様子を教えてください。

豊岡さん:具体的にはナンサナという村でホームステイをしながら、日本の奨学金財団が経営している学校に出向き、見学や子供達との交流をしました。そこで学ぶ子供達はエイズで親を亡くしたエイズ遺児達で年齢はさまざまで、日本からのボランティアの教師が子供達に授業をしており、私が見学した特別授業では子供達は親を亡くしても逆境に負けず笑顔で幸せそうにダンスをしていました。

また、ラカイという田舎町にも行きました。ラカイはエイズ発祥の町で首都に比べかなり生活水準の低さを感じました…。畑やバナナの木がたくさんあり一見自給自足できてそうな感じではあったんですが、どうやらそこで育てた作物は全部売り物にしているようで、自分たちの食べ物の確保までは怪しい様子でした。

そして子供達は水の確保のために片道3時間かけてため池に行き、濁った水をタンクにためて生活用水として使っていました。また町にはエイズ患者のコミュニティがあるものの、ナースはいるがドクターはいない状況であり医療設備が整っていない様子を目の当たりにし、本当に衝撃を受けましたね…。

-10日間の滞在ですが、生活環境に慣れないこともあったのでは?

豊岡さん:まずシャワーは3回程度しか浴びれませんでした(笑)。ホームステイ先では浴室にタライがあったのですが顔しか洗えない程度で、滞在中は基本的にすっぴんで、寝室でも蚊帳がないためもう開き直って虫刺されも気にしなくなりましたね(笑)。食事なども基本的には私は大丈夫でした。

ただ肉のスープなどを出されたのですが噛んだら砂利が含まれていて一瞬体が固まりましたが、作ってもらったので完食しました。

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-おなかはくださなかったのですか?!

豊岡さん:それがまったくもって10日間健康でした。(笑)

私:(インドで3週間の滞在で1週間下痢が止まらなかった自分よりきゃしゃな体の彼女の免疫力は、はるかに高いと実感。。。情けないトホホ。。。)

-初海外で初途上国。10日間でウガンダの現実を目の当たりにし、何を思いましたか?

豊岡さん:まず発展途上国の人たちは生活水準は先進諸外国よりは当然低いけど、その生活の中でも小さな幸せを感じ笑顔で幸せに暮らせているのではないかということ、自分たちは最初から同情の目で彼らを見ようとする先入観があるのではないかということです。

そして次に、滞在中の見学で、自分の無力感を痛感したことです。何もできることが思いつかず、自身の英語力にも限界を感じ非常にやるせない思いを感じました。

ホームステイ先の子供と豊岡さん。                                               ホームステイ先の子供と豊岡さん。

-そのような思いを抱いた後、具体的に何かアクションを起こさなかったのでしょうか?

豊岡さん:それが今年のミスコンにでることだったんです。今の私にできることは伝えること。ミスコンで多くの方々の前に立つ機会を通してたくさんの人に自分の体験を知っていただき、少しでも私のような女の子でも「発展途上国に行ける!」、そして海外や国際協力に興味を持ってほしいと思います

私は自身の体験を語った時に、「すごいね」と言われてしまうことが実はとても悔しいんです。机上の会話で終わるのではなく、一度現地に行ってほしい。ミスコンの活動を通して少しでもそういう学生が増えたらうれしく思います。

ダンス披露する学校の子供達。                                      ダンス披露する学校の子供達。

私:(すごい。。。自分が昔感じたこととまったく同じことを彼女は感じている。。。これはかなり共感できてうれしい!!!)

-今後挑戦していきたい事を教えてください。

豊岡さん:現在海外インターンに応募中でできたら一年間休学してまたアフリカに戻り、地域住民たちが何か自立して生活できるような環境を作り上げたいです。私はまだまだ勉強不足で具体的なアイデアもありませんがそのためにミスコンの活動と並行してJICA(国際協力機構)の勉強会に参加するなど日々勉強中です。

もう少し時間をかけて将来国際協力の道に進むのか、また進むとしたらどのようなアプローチの仕方で貢献するのか、じっくり考えていきたいと思います。

 

以上がミスコン候補者でありウガンダでボランティア経験のある異色の経歴を持つ豊岡優希さんへのインタビューの内容です。一時間程度のインタビューであったが、かわいらしいルックスの中には一般的な女子大生には珍しいしっかりとした強い信念があるのを感じました。

そして私自身、彼女の考えや生き方の中に過去の自分との共通点を多く感じ、現在大学2年生である彼女の将来が非常に楽しみです。見た目のルックスに留まらず、彼女のようなさらに内面に強い芯を持った女性は非常に魅力的であり、ミスコンではしっかりとその点も評価されるものになることを心より願います。

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Aki Tajima
Aki Tajima
アジアの新興国・途上国、中米などを旅する学生バックパッカー。海外でのインフラ整備に興味があり、アメリカ留学を経験した後、大手総合電機メーカーに就職予定。
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