LINEで送る
Pocket

今回のテーマはアメリカの学費事情、特にコミュニティーカレッジについてお話します。留学を考える上で心配になるのがお金。僕もアメリカに来る前は何にいくらお金が必要なのか見当もつかずとても不安でした。留学をしてる友達に学費を聞くと「80万円くらい」と言う人もいれば、「150万円くらい」と言う人もいます。自分で調べようとしても、どうやって調べればいいのかよくわからず、結局あまりわからないまま日本を発ちました。

アメリカ留学で何にどれくらいお金がかかるのかを、僕の通っている学校を例に上げながら、特に学費にフォーカスして書きたいと思います。コミュニティカレッジは、四年制大学と比べて割安です。四年制大学の学費についても僕のわかる範囲で少し書こうと思います。

 

By: Pictures of Money

学費は単位数で決まる

日本の大学では、授業をどれだけ取っても取らなくても年間の学費が決まっていますが、アメリカでは、基本的にその履修する単位数によって学費が決まります。つまり、一学期で20単位取る学生は10単位取る学生の2倍、学費がかかるということです。もちろん学校によっても学費は違いますが、渡米前に友達に聞いても、答えがバラバラだったのは年間の学費を一概に言えなかったからかもしれません。

学生ビザでアメリカに滞在している留学生は、ステータスがフルタイムの学生である必要があるので、最低12単位は授業を取らないといけません。上限も20単位までと決まっていますが、その範囲内であれば、自分の経済的事情に合わせて、学費を調節できます。例えば、「今学期は出費がかさむから12単位だけにしておこう。」みたいな感じです。因みに僕の通ってるGrossmont Collegeは1単位あたり$246(Enrollment Fee含む)なので、ひと学期あたり$2952(12単位)から$4920(20単位)の間で調整できます。

(※Grossmont Collegeではこれに加えてHealth Fee$18とStudent Representation$1が毎学期かかります。)

Screenshot (13)

今学期のPayment Detailです。今学期は18単位履修しているので、$246×18=$4428。それに加えて$19の設備費がかかってます。

アメリカ大学の卒業に必要な単位数

二年制のコミュニティカレッジを卒業するには、学校の指定する「教養科目(General Education)を全て履修」 且つ 「60単位以上履修」が条件になります。GEを全て取るとそれだけで48単位くらいになるので、それに加えて好きな教科あと12単位みたいなイメージです。とは言っても留学生はESL(Englisg as Second Language) が必修になってるので入学時からネイティブ並に英語のできる学生を除いては、5-15単位のESLを取ることになります。

Screenshot (9)

ESLはGEに含まれてないので、ESLを15単位取った場合、それに加えてGE48単位合わせて63単位、60単位以上なのでOKみたいな感じです。四年制にトランスファーする場合、編入先が指定するRequirement科目も履修する必要があります。Requirement はGE(教養科目)に含まれている場合があるので、同じ数学でも編入先が指定する科目を取ると、GEを取りつつRequirement も取れるので、編入先は早めに決めておいた方がいいです。

つまり最低でも$246×60単位=$14,760くらいは卒業までにかかります。2年で卒業を目指すなら、$14,760÷2年=$7,380/年。3年かけると、$14,760÷3年=$4,920/年。みたいなイメージです。

アメリカ大学の学費は日本の大学と変わらない?

上記の計算から導き出された年間$7,380を現在(2015年10月)のレートで計算すると約885,000円。因みに4年前(2011年10月)のレートで計算すると約568,000円。。留学生たちがこぞって円安を嘆いているのも納得ですね。しかしこの額、円安真っ盛りである今のレートで考えても日本の大学とあまり変わらないと思いませんか?

学部にもよりますが、東京大学(国立)の学費は約54万円、早稲田大学(私立)は約100万~160万円。国立大学ほどとまではいかずとも、日本の私立大学と比べると、実は留学って「めっちゃ高い!」って訳でもないんです。

tpsdave / Pixabay
tpsdave / Pixabay

アメリカ大学の教材費

僕は日本の大学に通ったことがないので、日本の大学の教科書がどのくらいするのか知りませんが、アメリカで使う教科書は高いなあと毎学期思います。新品を買えば平気で$100~200します。AmazonやeBayの他にも教科書を専門で売ってるサイトや学校でも中古品をレンタルしたりしているので、一通り目を通して、自分に合った方法で購入するといいと思います。

うまく探せれば1/10くらいの値段で買えたりするし、友達と取る授業と教授を被らせて貸しあうのもいいと思います。

四年制大学の学費について

僕の通ってるGrossmont Collegeの近くにサンディエゴ州立大学(San Diego State University)という四年制大学があります。僕自身今学期はコミュカレでの授業に加えてSDSUでも一つ授業を取ろうとしていましたが、スケジュールが合わなかったので諦めました。(コミュカレ在籍でも四年制大学で授業を履修出来ます。)

SDSUの授業料は1単位$399でした(これにEnrollment Feeが含まれているかはわかりません、、)。Grossmont Collegeが1単位$246なので、1.6倍くらい高いです。同じ四年制でもUCLAやUCバークレー、スタンフォード大学などの一流大学だともっと高いです。なのでどうせ四年制大学の学位を取るなら、最初の二年はコミュニティカレッジで学費を抑えて、3年次編入する学生が多いです。

aherbias0 / Pixabay

僕がカリフォルニアの学校に通っているので、どうしても西海岸寄りの記事になってしまいましたが。田舎や他の州にはもっと安い学校もあります。かといって田舎すぎると不便なのも確かです。上記の数字を目安に、関心のある学校の立地や1単位当たりの学費を見比べてみてください。

【関連記事】
・TOEIC800点攻略法 戦略①「過去問・模試試験を本番さながらに解く」
・私の弟がTOEIC 800点を一ヶ月でクリアした時の勉強方法
・社会人なら押さえておきたい英語上達完全マップ
・音読パッケージトレーニングを使った独自英語学習とその成果
・テッド無料でディクテーションができるアプリ『TEDICT』

この記事を書いた人

TATSUNARI
TATSUNARI
日本の専門学校卒業後、ソロモン諸島で1年間ほどボランティアを経験。現在はカリフォルニア州サンディエゴの大学に在学中。専攻は都市計画希望。毎週大学の友達と楽しくサッカーをやっています。
LINEで送る
Pocket

http://worlli.com/wp-content/uploads/2015/10/university_1443673240.jpghttp://worlli.com/wp-content/uploads/2015/10/university_1443673240-150x150.jpgTATSUNARIアメリカ海外生活海外留学今回のテーマはアメリカの学費事情、特にコミュニティーカレッジについてお話します。留学を考える上で心配になるのがお金。僕もアメリカに来る前は何にいくらお金が必要なのか見当もつかずとても不安でした。留学をしてる友達に学費を聞くと「80万円くらい」と言う人もいれば、「150万円くらい」と言う人もいます。自分で調べようとしても、どうやって調べればいいのかよくわからず、結局あまりわからないまま日本を発ちました。 アメリカ留学で何にどれくらいお金がかかるのかを、僕の通っている学校を例に上げながら、特に学費にフォーカスして書きたいと思います。コミュニティカレッジは、四年制大学と比べて割安です。四年制大学の学費についても僕のわかる範囲で少し書こうと思います。   学費は単位数で決まる 日本の大学では、授業をどれだけ取っても取らなくても年間の学費が決まっていますが、アメリカでは、基本的にその履修する単位数によって学費が決まります。つまり、一学期で20単位取る学生は10単位取る学生の2倍、学費がかかるということです。もちろん学校によっても学費は違いますが、渡米前に友達に聞いても、答えがバラバラだったのは年間の学費を一概に言えなかったからかもしれません。 学生ビザでアメリカに滞在している留学生は、ステータスがフルタイムの学生である必要があるので、最低12単位は授業を取らないといけません。上限も20単位までと決まっていますが、その範囲内であれば、自分の経済的事情に合わせて、学費を調節できます。例えば、「今学期は出費がかさむから12単位だけにしておこう。」みたいな感じです。因みに僕の通ってるGrossmont Collegeは1単位あたり$246(Enrollment Fee含む)なので、ひと学期あたり$2952(12単位)から$4920(20単位)の間で調整できます。 (※Grossmont Collegeではこれに加えてHealth Fee$18とStudent Representation$1が毎学期かかります。) 今学期のPayment Detailです。今学期は18単位履修しているので、$246×18=$4428。それに加えて$19の設備費がかかってます。 アメリカ大学の卒業に必要な単位数 二年制のコミュニティカレッジを卒業するには、学校の指定する「教養科目(General Education)を全て履修」 且つ 「60単位以上履修」が条件になります。GEを全て取るとそれだけで48単位くらいになるので、それに加えて好きな教科あと12単位みたいなイメージです。とは言っても留学生はESL(Englisg as Second Language) が必修になってるので入学時からネイティブ並に英語のできる学生を除いては、5-15単位のESLを取ることになります。 ESLはGEに含まれてないので、ESLを15単位取った場合、それに加えてGE48単位合わせて63単位、60単位以上なのでOKみたいな感じです。四年制にトランスファーする場合、編入先が指定するRequirement科目も履修する必要があります。Requirement はGE(教養科目)に含まれている場合があるので、同じ数学でも編入先が指定する科目を取ると、GEを取りつつRequirement も取れるので、編入先は早めに決めておいた方がいいです。 つまり最低でも$246×60単位=$14,760くらいは卒業までにかかります。2年で卒業を目指すなら、$14,760÷2年=$7,380/年。3年かけると、$14,760÷3年=$4,920/年。みたいなイメージです。 アメリカ大学の学費は日本の大学と変わらない? 上記の計算から導き出された年間$7,380を現在(2015年10月)のレートで計算すると約885,000円。因みに4年前(2011年10月)のレートで計算すると約568,000円。。留学生たちがこぞって円安を嘆いているのも納得ですね。しかしこの額、円安真っ盛りである今のレートで考えても日本の大学とあまり変わらないと思いませんか? 学部にもよりますが、東京大学(国立)の学費は約54万円、早稲田大学(私立)は約100万~160万円。国立大学ほどとまではいかずとも、日本の私立大学と比べると、実は留学って「めっちゃ高い!」って訳でもないんです。 アメリカ大学の教材費 僕は日本の大学に通ったことがないので、日本の大学の教科書がどのくらいするのか知りませんが、アメリカで使う教科書は高いなあと毎学期思います。新品を買えば平気で$100~200します。AmazonやeBayの他にも教科書を専門で売ってるサイトや学校でも中古品をレンタルしたりしているので、一通り目を通して、自分に合った方法で購入するといいと思います。 うまく探せれば1/10くらいの値段で買えたりするし、友達と取る授業と教授を被らせて貸しあうのもいいと思います。 四年制大学の学費について 僕の通ってるGrossmont Collegeの近くにサンディエゴ州立大学(San Diego State University)という四年制大学があります。僕自身今学期はコミュカレでの授業に加えてSDSUでも一つ授業を取ろうとしていましたが、スケジュールが合わなかったので諦めました。(コミュカレ在籍でも四年制大学で授業を履修出来ます。) SDSUの授業料は1単位$399でした(これにEnrollment Feeが含まれているかはわかりません、、)。Grossmont Collegeが1単位$246なので、1.6倍くらい高いです。同じ四年制でもUCLAやUCバークレー、スタンフォード大学などの一流大学だともっと高いです。なのでどうせ四年制大学の学位を取るなら、最初の二年はコミュニティカレッジで学費を抑えて、3年次編入する学生が多いです。 僕がカリフォルニアの学校に通っているので、どうしても西海岸寄りの記事になってしまいましたが。田舎や他の州にはもっと安い学校もあります。かといって田舎すぎると不便なのも確かです。上記の数字を目安に、関心のある学校の立地や1単位当たりの学費を見比べてみてください。 【関連記事】 ・TOEIC800点攻略法 戦略①「過去問・模試試験を本番さながらに解く」 ・私の弟がTOEIC 800点を一ヶ月でクリアした時の勉強方法 ・社会人なら押さえておきたい英語上達完全マップ ・音読パッケージトレーニングを使った独自英語学習とその成果 ・テッド無料でディクテーションができるアプリ『TEDICT』Just another WordPress site